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「家族から目が痛いとクレーム殺到」家庭用脱毛器を100kgの男が使ってはいけない理由

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第2話 「家族から目が痛いとクレーム殺到」家庭用脱毛器を100kgの男が使ってはいけない理由

前回の記事で、39歳にして「医療脱毛」に通う決意をしたお話をしました。

でも、正直に言います。 最初から高いお金を払ってクリニックに行こうと思ったわけではありません。 私だって、できることなら安く済ませたかった。 誰にも見られず、家でこっそりとツルツルになりたかったのです。

そう、数年前。 私はネットで評判の「家庭用脱毛器」を購入しました。 数万円する買い物でしたが、「クリニックに通うよりは安い!」と自分に言い聞かせてポチったのです。

しかし結論から言うと、この挑戦は大失敗に終わりました。 製品が悪かったのではありません。 「188cm・100kgの巨体」「家庭用脱毛器」の相性が、絶望的に悪かったのです

今日は、そんな私の「光と挫折の記録」をお話しします。

ママ

あの機械、高かったのに結局すぐ使わなくなったよね。 押し入れの肥やしにするなら、最初から美味しい焼肉でも食べに行った方が有意義だったんじゃない?

パパ

……返す言葉もございません。 でも、あの時は本気で『これで変われる!』って信じてたんだよ……。


理由①:物理的に終わらない「45分の苦行」

家庭用脱毛器を使ったことがある方は分かると思いますが、照射口(光が出る面積)はせいぜい数センチ四方です。 これを肌に当てて、ボタンを押す。場所をずらして、また押す。この繰り返しです。

東京ドームを歯ブラシで整備する作業

ここで問題になるのが、私の「表面積」です。 身長188cm、体重100kg。 一般的な成人男性よりも遥かに体が大きいため、脱毛すべき面積も広大です。

例えるなら、「東京ドームのグラウンド整備を、歯ブラシ一本でやる」ようなものです。

実際にやってみて絶望しました。 足の先から太もも、お腹、胸、腕……。 見える範囲の「体の前側」を照射するだけで、なんと約45分かかります。

見落としていた「自己処理」の時間

さらに地獄なのは、この45分は「光を当てる時間」だけだということです。 照射の前には、2〜3日で伸びてきた剛毛を剃らなければなりません。

1回あたりの所要時間
  • シェービング(全身): 約15分
  • 照射タイム: 約45分
  • 合計: 毎回1時間コース

広大な面積を剃って、それから光を当てる。 結局、トータルで毎回1時間近くかかってしまいます。

しかも、家庭用脱毛器はパワーが弱いため、頻繁にやる必要があります。 説明書には「2週間に1回」などと書いてありますが、私のような剛毛はそれでは追いつきません。 効果を出すために、2〜3日に1回のペースでこの作業を続けていました。

パパ

よし、仕事終わった……。 疲れてるけど、今日もこれから1時間、自分に光を当て続けなきゃ……(白目)

チビコ

パパ〜、遊ぼうよ〜! ……え、またその機械やるの? パパいつもそれやってるね。つまんない

パパ

ごめんね、パパは今、毛根と戦っているんだ。 これが終わったら遊ぼうね(1時間後だけど)

仕事と育児の合間を縫って、週に数時間を「脱毛作業」に費やす。 これはもはや、美容ではなく「過酷な内職」でした。

理由②:届かない背中、見えないお尻

時間だけの問題なら、根性でカバーできたかもしれません。 しかし、物理的にどうにもならない壁がありました。 それは、「背中」と「お尻」です。

物理的限界と心理的ハードル

体の前側は自分でできますが、背面はどうやっても手が届きません。 特に私のような体の硬いおじさんには不可能です。

本来ならママに頼んでやってもらうのが筋かもしれませんが、 「ねぇ、俺の背中とお尻の毛、剃ってから光当ててくれない?」 なんて、どうしても言えませんでした。

恥ずかしいというのもありますが、何より「自分のケアのために、ママの大切な時間を使わせる」ということが申し訳なさすぎたのです。

完成したのは「張りぼてボディ」

しかも、医療脱毛と違って家庭用はあくまで「減毛(抑毛)」です。 終わりのない戦いです。 「この先もずっと、ママに私の背中の毛を処理させ続けるのか?」 そう考えた時、私にはその負担をお願いすることはできませんでした。

その結果、悲しい体が出来上がりました。

完成した『張りぼてボディ』
  • 体の前側: 一時的に毛が薄くなった。
  • 背中・お尻: 剛毛のまま手付かず。
  • 結論: 前から見るとマシだが、後ろから見ると野獣。
ママ

背中ならやってあげてもよかったけど……。 正直、パパの広大な背中の毛を処理させられる身にもなってほしいわ。 夫婦とはいえ、見たくないものもあるのよ?

パパ

ごもっともです。頼まなくて正解でした。

理由③:リビングを襲う「光害」と不審者パパ

そして、脱毛を断念した決定的な理由。 それは「家族への迷惑」でした。

脱毛器のフラッシュはかなり強力な光を発します。 自分は専用のサングラスをかけて目を保護しますが、周りにいる家族には防ぎようがありません。

家庭内クレームの嵐

リビングでテレビを見ている家族の横で、 「バチッ! ……(充電)…… バチッ!」 と、謎の閃光を放ち続ける巨漢の男。

しかも、室内なのに真っ黒なサングラスをかけている姿は、完全に不審者です。

チビタ

マブシッ!! パパやめてよ! テレビ画面にパパのピカピカが反射して見えない!

パパ

ご、ごめん! 向こう向いてやるから!

ママ

ていうか、そのサングラス姿でリビングに座り込まれると圧がすごいのよ。 猫もビビって逃げてるじゃない。 自分の部屋がないのは分かるけど、みんながくつろぐ場所でしないでくれる?

気兼ねなく使える場所も時間もなく、家族からは「目が痛い」「邪魔」とクレームの嵐。

こうして私の家庭用脱毛器生活は、 「労力の割に終わらない」「背中は剛毛のまま」「家族に嫌がられる」 という三重苦により、静かに幕を閉じました。

まとめ:「プロに任せる」という決断

この失敗から私は学びました。

今回の教訓
  • 100kgの巨体には、家庭用のパワーと面積では太刀打ちできない
  • 背中やお尻など、自分では見えない場所こそプロの手が必要
  • タイムパフォーマンス(時間対効果)を考えれば、お金を払ってでも通った方がいい

家庭用脱毛器自体は素晴らしい製品だと思います。 実際、ママが足や腕に使う分には十分な効果が出ていました。 ただ、「広大な面積」×「剛毛」×「ズボラなおじさん」には向いていなかっただけなのです。

「もう、自分でやるのは限界だ」 そう悟った私は、ついにプロの門を叩くことにしました。

しかし、そこで待ち受けていたのは、さらなる衝撃の事実。 自分では気づかなかった「お尻(Oライン)」の惨状を知ることになるのです。

次回、【閲覧注意】お尻の毛が多すぎて「トイレの後、拭けてない疑惑」が浮上した話。 恥を忍んで、ありのままをお話しします。

パパ

というわけで、やっぱり医療脱毛しかないんだよ! 週に何度も時間取られるより、2ヶ月に1回、1時間寝てるだけで終わる方が絶対いいでしょ?

ママ

まぁ、それは認めるわ。 で、次は『お尻』の話? ……本当にお疲れ様。 読者さんがご飯食べてる時に読まないことを祈っておくわ。

(第3話へ続く)

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