【第4話】「男性は泣く人もいます」100kgの大男が医療脱毛のベッドで震え上がった60分間

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「男性は泣く人もいます」100kgの大男が医療脱毛のベッドで震え上がった60分間

家庭用脱毛器での挫折、そして自分のお尻の「密林」への絶望を経て、ついに僕はクリニックの予約を入れました。

私のスペック
  • 身長:188cm
  • 体重:100kg
  • 特徴:色白 × 剛毛

当日。
受付を済ませ、施術室へと案内されます。

完全個室の静かな空間。清潔なベッド。
そこに横たわるのは、身長188cm・体重100kgの巨大な中年男性(僕)です。

正直、ビビっていました。

ネットの口コミで「医療脱毛は痛い」「ゴムで弾かれたような痛み」という表現を何度も見ていたからです。

しかし、僕は甘く見ていました。

「ゴムで弾かれる程度でしょ? 俺、体デカイし、痛みに強い方だし余裕っしょ」

……この時の自分を、タイムマシンに乗って殴りに行きたいです。
これから始まるのは、そんな生ぬるいものではありませんでした。

ママ

パパってさ、『図体デカイのに小心者』って、一番カッコ悪いパターンだって自覚ある?

パパ

うっ……!
だ、だからこそ、今日は男を見せてくるんだよ!

看護師さんの「死の宣告」とケチな決断

施術前、担当の女性看護師さんが丁寧に説明をしてくれました。

その中で、サラッと恐ろしいことを言われました。

大人の男が涙を流す?

「男性の場合、お髭(ヒゲ)の照射が一番痛いと言われる方が多いですね。
中には、痛すぎて涙を流される方もいらっしゃいます」

……え、泣くの?
大人の男が? 脱毛で?

さらに、看護師さんは続けます。

「痛みが心配な場合は、別料金で麻酔クリームや笑気麻酔も使えますが、どうされますか?」

数千円を惜しんだ代償

僕は迷いました。

しかし、ここで「じゃあ麻酔お願いします」と言うと数千円の追加料金がかかります。
それに、「麻酔をしても完全に無痛になるわけではない」とも聞きました。

「(数千円か……。なら我慢した方が安上がりだな)」

この「ケチな根性」と「なんとかなるだろうという慢心」が、悲劇の引き金となりました。

僕は力強く「麻酔なしで大丈夫です!」と答えてしまったのです。

パパ

まあ、私100kgあるし? 脂肪も厚いし?
普通の人より防御力は高いはずだから大丈夫だろう(根拠なし)

最大の誤算。いきなり訪れた「ラスボス」

ベッドに仰向けになり、目にはレーザーの光を防ぐための「アイガード(目隠し)」を乗せられました。

これで視界は完全に奪われました。真っ暗です。

想定外の攻撃順

僕は心の中でシミュレーションをしていました。

(一番痛いのはヒゲって言ってたな。

ということは、最初は腕とか足とか、痛くないところから始まって、最後にヒゲでフィニッシュだろう。心の準備をする時間はたっぷりあるはずだ)

看護師さん

では、照射していきますねー

パパ

はい(まずは足かな?)
ピッ(機械音)…… バチッ!!!
んぐっ!?!?

衝撃が走ったのは、足ではありません。
アゴです。ヒゲです。

なんと、このクリニックの照射手順は「顔からスタート」だったのです。

RPGで言えば、村を出た瞬間にラスボスがいきなり目の前に現れて、必殺技を放ってきたようなものです。

パパ

ちょ、ちょっと待って! 心の準備が!

チビコ

パパ、ビビリすぎー!

これから脱毛に行く人は、
「どの順番で照射しますか?」
と絶対に聞いた方がいいです。

心の準備がないまま急所を打たれると、パニックになります。

家庭用とは別次元。「熱い針」で刺される痛み

肝心の痛みですが、よく言われる「輪ゴムで弾いた痛み」ではありませんでした。

僕の感覚では、以下の表現が正しいです。

  • 家庭用: デコピン
  • 医療用: 高温に熱した太い針で、肌の奥をブスッと刺される感じ

家庭用脱毛器のレベルが「デコピン」だとしたら、医療脱毛は「プロボクサーのストレート」くらいの威力差があります。

特に、毛が太くて密集しているアゴや鼻下は、一発打たれるたびに体がビクッと跳ね上がりました。

いつ来るか分からない恐怖

そして何より怖いのが、「タイミングが分からない」ことです。

  • 家庭用: 自分でボタンを押すので、「せーの、ハイッ!」と覚悟ができる。
  • 医療用: 目隠しをされ、他人のタイミングで打たれる。「いつ来るか分からない」恐怖。

暗闇の中で、看護師さんの気配を感じながら、
(来るか? 今か?
……バチッ!)

(痛ってぇぇぇ!!!)

この緊張感が、痛みを倍増させます。

どうやって耐えたのか?

正直、泣く寸前でした。

でも、なんとか耐えられたのは、最新のマシンの機能と看護師さんの優しさのおかげです。

技術と優しさに救われて

僕が使った機械は、レーザーと同時に「強力な冷風」が出るタイプでした。

バシュッ!という冷たい風で感覚を一瞬麻痺させてくれるので、熱さが少し和らぎます。

そして看護師さんが、ビクつく僕の巨体を見て、
「大丈夫ですか? 痛いですよね、頑張りましょうね」
と、こまめに声をかけながら、出力や風の強さを調整してくれました。

もしこれが機械的な作業だったら、僕は途中で「もう帰ります」と逃げ出していたかもしれません。

ママ

で、結局泣いたの?

パパ

……心の中では号泣してた。
でも、いい歳したおじさんが若い看護師さんの前で泣くわけにはいかないから、ギリギリ耐えたよ……。

ママ

無駄なプライドねぇ。でも、よく頑張りました

まとめ:次なる試練は「羞恥心」

こうして、最大の難関「ヒゲ」を乗り越えた僕。

「もうこれ以上怖いものはないだろう」
そう思ってホッとしたのも束の間。

次に待っていたのは、痛みとは別のベクトルで精神を削られる「羞恥心」との戦いでした。

次回、100kgの巨体で挑むVIO脱毛。

「女性にお尻を見せるなんて無理!」と嘆いていた僕に起きた、まさかの「感情のバグ」についてお話しします。

※本記事は個人の体験談です。
※効果には個人差があります。
※医療行為の効果・安全性を保証するものではありません。
※医療脱毛を検討される方は、必ず担当医にご相談ください。

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