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【第13話】施術1週間後。ヒゲは無変化、そして宣告された「20回の壁」。妻が下した“課金停止”の判断とは?

2回目の施術から1週間が経ちました。 毎朝、洗面所の鏡の前で電動シェーバーを「ジョリジョリ」と当てながら、私は溜め息をついています。

パパ

……ん? 全く減ってる感じがしないな

1回目の施術後もそうでしたが、脱毛を始める前と何ひとつ変わっていません。 泥棒ヒゲのように一時的に濃くなるわけでもなければ、ポロポロと抜け落ちる気配もない。ただただ、頑丈な青ヒゲがそこに鎮座しています。

男の葛藤
  • 頭では: 「ヒゲの根っこは深いから、すぐには効果が出ない」とわかっている。
  • 心では: 「いや、30万円も払ったんだから、少しは変化してくれよ!」と期待している。

体質や個人差があることは百も承知です。それでも、あれだけバチッ!と焼かれて、焦げ臭い匂いも嗅いだ後だと、どうしても「劇的な変化」を期待してしまうんですよね……。

今回は、そんな「ヒゲ脱毛の厳しい現実」と、そこから導き出した「我が家の節約戦略」についてお話しします。

なぜヒゲだけ「無風」なのか?

体(腕や足)の毛は、施術後2週間くらいすると面白いようにポロポロ抜けていきます(ポップアップ現象)。 しかし、なぜ「ヒゲ」だけはこんなにもしぶといのでしょうか?

看護師さんに聞いた話や、自分で調べた情報を整理すると、「男のヒゲ」特有のハードルが見えてきました。

密度と深さが「別次元」

ヒゲの特徴
  • 毛根が深い: 体の毛よりも皮膚の奥深くに根を張っているため、レーザーの熱が届きにくい。
  • 密度がすごい: 狭い範囲に密集して生えているため、レーザーのパワーが分散しやすい。
  • 毛周期が早い: 抜けてもすぐに次が生えてくるサイクルが早い。

つまり、私の100kgの巨体を覆う体毛の中でも、ヒゲは「ラスボス」なのです。スプレンダーXという最強のマシンを使っても、一撃で倒せる相手ではないということですね。

看護師さんからの非情な宣告「20回の壁」

「なんでこんなに変わらないんだ?」 モヤモヤしていた私は、施術の際、看護師さんに言われていた衝撃的な言葉を思い出しました。

看護師

体はだいたい5回コースで綺麗になりますけど、ヒゲは別ですね〜

パパ

えっ、そうなんですか?全身5回コースで契約したんですけど……

看護師

お顔のヒゲは本当にしぶといんです。個人差はありますけど、ツルツルにしたいなら20回くらい必要になる方もいますよ

衝撃の事実

ヒゲ完了まで、目安「15回〜20回」。 5回じゃないんです。その3倍〜4倍です。もし2ヶ月に1回通ったとしても、3年以上かかります。

パパ

20回……。男の髭、しぶとすぎるだろ……

もちろん「毎日の髭剃りが楽になればいい(減毛)」レベルなら5回〜10回でも効果はあるそうです。しかし、「青ヒゲをなくしてツルツルにしたい」という私の野望を叶えるには、それなりの覚悟と「莫大な追加料金」が必要だという現実を突きつけられました。

恐怖の「追加料金」シミュレーション

ここで、恐ろしい計算をしてしまいました。 仮に、今の5回コースが終わった後、追加で15回通うとしたら……?
コストの壁

STEP
今の契約 全身+ヒゲ(5回)

約30〜40万円(支払い済み)

STEP
追加契約(仮) ヒゲ単体(追加15回)

相場だと1回1〜2万円×15回 = 約20〜30万円!?

STEP
合計金額

総額 60万円オーバー……。

パパ

無理無理無理!お小遣いが消滅する!

パパのへそくりは底をついています。このままだと、私のヒゲがなくなる前に、我が家の家計が破綻してしまいます。

「20回」に対する妻(財務大臣)の反応

この絶望的な数字を、我が家の財務大臣であるママ(妻)に報告しました。追加料金がかかるとなれば、事後報告は命取りです。

パパ

……というわけで、ヒゲだけは5回じゃ終わらないらしくて。ツルツルにするには追加でお金がかかるかも……

恐る恐る伝えた私に対し、ママの回答は意外にもクールでした。

ママ

まあ、髭は仕方ないよね。5回じゃ無理だと思ってたよ

パパ

(えっ、怒られない?見透かされている…!?)

ママ

他の部分はともかく、ヒゲはしぶといでしょ。とりあえず契約してる5回は通って、終わった時の状態を見てから考えれば?

そして、こう続けました。

ママ

どうしてもヒゲが残って気になるなら、あとは家の脱毛器でやればいいじゃん

「医療5回 + 家庭用」というハイブリッド戦略

なるほど、その手があったか! 妻の冷静な判断に救われました。全てをクリニックに丸投げするのではなく、「得意な部分はクリニック、残りは自宅」という使い分けです。

この作戦のメリット

我が家の作戦

  • まずは医療脱毛(5回)で「間引き」する 一番太くて強い毛、密集している黒い森を、クリニックの強力レーザー(スプレンダーX)で徹底的に叩きます。まずは「量を減らす」ことに集中します。
  • 残りは家庭用脱毛器で「各個撃破」する 5回終わって、生き残ったヒゲ(鼻下や顎など範囲は狭くなっているはず)は、家にある家庭用脱毛器でコツコツ仕上げます。

これなら、クリニックに追加料金を何十万円も払わずに済みます。 広範囲の「背中」や「お尻」を自分で打つのは物理的に無理ですが、鏡で見える「顔」だけなら、家庭用でも十分にケアできる範囲です。

ここが重要

家庭用脱毛器は、最初から剛毛に挑むと時間がかかりますが、「医療脱毛後のメンテナンス」としては最強のコスパを発揮します。 わざわざ予約を取ってクリニックに行かなくても、気になった時に洗面所で「ピッ」と打てばいいのですから。

期待と不安の狭間で

というわけで、我が家の方針は決まりました。

「医療脱毛で完璧(ツルツル)を目指して課金し続ける」のではなく、「ある程度減らして、あとは自力でやる」。 この柔軟な考え方で、精神的にだいぶ楽になりました。「5回で終わらせなきゃ!」というプレッシャーから開放された気分です。

とはいえ、早く変化が欲しい

戦略は決まりましたが、それはそれとして……。

パパ

やっぱり、ちょっとくらい抜けてくれないとモチベーションが上がらん!

これが本音です(笑)。頭では「ヒゲはしぶとい」とわかっていても、毎日鏡を見るたびに期待してしまいます。 今はまだ「無風状態」で、毎朝シェーバーを当てるたびに少しガッカリしてしまいますが、根深いヒゲとの戦いは長期戦です。

焦る気持ちを抑えて、まずは「しっかり保湿」をして、肌のコンディションを整えながら次回の変化を待ちたいと思います。

次回予告

次回は、ヒゲとは対照的に「劇的な変化(悪い意味で)」が起きている「体(ボディ)」の話。 私の体が「サボテン」になり、謎の「赤いポツポツ」に襲われた悲劇をお届けします。

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