前回のレビュー記事(マキタ18V空気入れとマキタ18Vブロワ)では、マキタの18V電動工具の絶大な威力をお届けしました。
あの快適さを味わって以来、すっかり「マキタ沼」に片足を突っ込んでしまった私。
でも、いざ次の工具を買おうとカタログを開くと、最初に大きな壁にぶつかります。
パパ10.8V、14.4V、18V、40Vmax……数字がいっぱいあって、結局どれを買えばいいの!?
「ちょっとしたDIYにはどれがいいの?」と悩む方も多いはずです。
今回はマキタデビューを考えている初心者の方へ、「V(ボルト)」の意味と絶対に失敗しない選び方を100kgパパが解説します。
結論から言うと、迷ったら「18V」が正解です。なぜそう言い切れるのか、根拠と一緒にお伝えします。
- マキタの「V(ボルト)」の意味
- 10.8V/14.4V/18V/40Vmaxの違いと選び方
- 同じ電圧でも複数ある「Ah(アンペアアワー)」の違い
- 100kgパパが「18V」を選んだ理由
そもそもバッテリーの「V(ボルト)」とは?
バッテリーに書かれている「V(電圧)」は、簡単に言うと工具の「パワー(力強さ)」です。
数字が大きくなるほど工具を力強く動かすことができますが、それに比例してバッテリー自体も大きく・重く・価格も高くなります。



大は小を兼ねるから、一番数字が大きいのを買っておけば間違いないでしょ!
……と最初は思いがちですが、これは大きな罠です。
用途に合っていないと「重すぎて腕が疲れる」「家庭用にはオーバースペック」と後悔することになります。
【一目でわかる比較表】4つの電圧、こんなに違う!
実際にどれくらい違うのか、各電圧の「標準容量バッテリー」で比較してみました。
| 電圧 | 重量 | 評価 |
|---|---|---|
| 10.8V | 376g | 軽量重視・初心者 |
| 14.4V | 535g | ⚠️ 非推奨 |
| 18V | 670g | ◎ 迷ったらコレ |
| 40Vmax | 707g | プロ向け |
- 10.8V(BL1040B / 4.0Ah)
価格約9,438円・対応工具 約122機種 - 14.4V(BL1460B / 6.0Ah)
価格約16,111円・対応工具 約145機種
※2021年以降の新製品なし、実質廃盤予定 - 18V(BL1860B / 6.0Ah)
価格約16,641円・対応工具 約393機種で圧倒的 - 40Vmax(BL4025 / 2.5Ah)
価格約16,588円・対応工具 約210機種
※価格は2026年5月時点のメーカー希望小売価格目安。実売価格はもっと安い場合が多いです。
表の中で注目してほしいのは「対応工具数」です。18Vは約393機種と圧倒的で、空気入れ・ブロワ・掃除機・扇風機・インパクトドライバーまで、ほぼ何でも揃っています。
【用途別】あなたにぴったりのV(ボルト)はこれだ!
① 迷ったら絶対にコレ!最強の大定番「18V」
これから本格的にDIYや車いじりを始めたい方、私のように色々な工具を揃えて「ラクをしたい」方に一番おすすめなのが「18V」です。
最大の魅力は、対応工具が「約390モデル以上」と圧倒的に多いこと。インパクトドライバー、掃除機、空気入れ、扇風機、ブロワまで、1つのバッテリーで使い回せます。



私が買った空気入れ(MP180DZ)もブロワ(UB185DZ)も全部18V! これさえ持っておけば拡張性は無限大です。
プロからDIYまで幅広く使われている、まさに「迷ったらこれ」という王道シリーズです。
18Vバッテリーの中にも種類がある!Ah(アンペアアワー)の違い
同じ「18V」でも、容量を表す「Ah(アンペアアワー)」の違いで複数モデルがあります。Ahが大きいほど長時間使えますが、重く高価になります。
| 型番 | 容量 | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| BL1815N | 1.5Ah | 350g | 最軽量・短時間作業向け |
| BL1820B | 2.0Ah | 382g | 残量表示付き・軽量 |
| BL1830B | 3.0Ah | 643g | コスパ重視のスタンダード |
| BL1860B | 6.0Ah | 670g | 大容量・連続作業に最強 |
- たまにDIY程度 → BL1820B(2.0Ah):軽くて取り回しやすい
- 本格的に色々使う → BL1860B(6.0Ah):迷ったらコレが正解
- 初めてのバッテリー → BL1830B(3.0Ah):コスパ最強の入門用
私が使っているのは大容量のBL1860B(6.0Ah)。タイヤ16本に空気を入れても、車内をブロワで掃除しても、まったくバッテリー切れの心配がありません。
② 軽さ重視のDIY初心者・女性なら「10.8V(スライド式)」
「ちょっとした棚を作りたい」
「重いのは腕が疲れるから嫌だ」
という方には、コンパクトな「10.8Vスライド式」がぴったり。パワーは控えめですが、標準モデル(BL1040B)が376gと非常に軽く、手首に負担をかけずに作業できます。



私が家の中で家具を組み立てるなら、絶対にこっちの軽い方がいいな。
ちなみに、10.8Vを買うなら必ず「スライド式」を選びましょう。「差し込み式」は実質廃盤状態で、対応工具も少なくなっています。
③ パワー全開!家庭にはオーバースペックな「40Vmax」
大型チェーンソー、ハンマードリル、草刈り機など、ハードな作業をこなすプロ向けの最新シリーズです。マキタが今もっとも力を入れている主力シリーズでもあります。
圧倒的なパワー(最大2.8kW級)が魅力ですが、バッテリーが重く(標準のBL4025で707g、大容量BL4050Fは1.3kg超)、価格も非常に高価。一般的な家庭のDIYや車のメンテには明らかにオーバースペックです。
40VmaxバッテリーもAh違いで6種類
| 型番 | 容量 | 主な用途 |
|---|---|---|
| BL4020 | 2.0Ah | 小型・軽量重視 |
| BL4025(F付きあり) | 2.5Ah | 標準モデル |
| BL4040 | 4.0Ah | 中型工具向け |
| BL4050F | 5.0Ah | 大型工具・連続作業 |
| BL4080F | 8.0Ah | 最大出力2.8kW級・プロユース |
家庭用にはやはり過剰スペック。本職や大規模DIYをしないなら、無理に40Vmaxを選ぶ必要はありません。
④ 要注意!今から新しく「14.4V」を買うのはおすすめしません
少し前まで主流だった「14.4V」ですが、実はここが一番の落とし穴です。
2021年以降、マキタから14.4Vの新しい工具はほとんど出ていません。メーカーの主力はすでに「18V」や「40Vmax」に移行しています。



14.4Vは将来的に「使える工具がない」状態になる可能性が高いので、今から新規で買うのは絶対にNGです。
もし家にすでに14.4V工具があるなら、買い増しは18Vに切り替える方が長く使えます。
まとめ:マキタ沼への入り口は「2択」で決まり!
- 18V:将来いろんな工具を使い回したい人向け【一番おすすめ】
- 10.8V(スライド式):軽さと手軽さ重視の初心者・女性向け
- 40Vmax:プロ・本職向け(一般家庭には不要)
- 14.4V:時代遅れになりつつあるので新規購入はNG
「V(ボルト)」で迷ったら、まずは「拡張性の18V」か「軽さの10.8V」のどちらかを基準に選んでみてください。
そして18Vを選んだあなたは、容量(Ah)で再び迷うことになりますが、本格運用するなら大容量のBL1860B(6.0Ah)、軽さ重視ならBL1820B(2.0Ah)あたりが鉄板です。
自分の用途に合ったバッテリーを選んで、快適でラクなDIYライフをスタートさせましょう!
(そして私と一緒に、抜け出せないマキタ沼を楽しみましょう……!)
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※本記事の数値は2026年5月時点の各メーカー公表値・市販価格を参考にした目安です。最新情報・在庫状況は各販売店でご確認ください。




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